乳幼児健診

9-10か月健診

9,10か月健診では・・・

9〜10か月頃になると、お子さまの発達には大きな変化が見られるようになります。
はいはいをする、つかまり立ちをする、中にはつたい歩きをしはじめることもあるなど、体をしっかり動かせるようになります。移動範囲が広がるため、階段やテーブルの角、電気コードなど家庭内の危険にも十分な注意が必要です。

大人の声かけに反応したり、人の動作をまねたりするようになります。表情も豊かになり、少しずつ言葉を理解し始める大切な時期です。興味のあるものに手を伸ばしたり、小さな物をつまんで遊ぶ姿も見られるようになります。

歯が生え始める時期です。歯の本数や生え方を確認し、離乳食の進み具合に応じた歯磨きの方法など、口腔ケアについてもお話します。離乳食が進み、3回食へ進める時期になります。

問診で確認する主な内容
・お座りの安定性、はいはい、つかまり立ちの様子
・手や指先の使い方
・喃語の有無、名前への反応、模倣の有無
・離乳食の進み具合や食事の様子
・睡眠状況、育児に関する心配事

正常と考えてよい所見
・体重増加の緩やかさ(月に200~300g程度)
・お座り、はいはい、つかまり立ちが可能
・名前を呼ぶと振り向く、簡単なものまねをする
・人見知りが強まることがある

健診で見つかりやすい異常
・お座りやはいはいができない
・股関節脱臼、眼の異常(眼の位置のずれ、白色瞳孔)
・聴覚障害の疑い(呼びかけに反応しない)
・お腹のふくらみや頭囲の増大が過大になるなど。

このようなことができるようになってきます(個人差がありますので、かならずしもできるようになっている必要はありません)

支えなしで座れるようになり、膝の上に立たせると、ぴょんぴょんはねるようになります。おもちゃを見て手を伸ばしたり、顔に布をかけると手でとるようになります。

一人でお坐りする9か月児  はいはいする9か月児 たっちする9か月児
  

小さな物をおや指と人差し指でつまむ9か月児 離乳食を食べる赤ちゃん


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