新生児期には、ほとんどすべての新生児に黄疸がみられます(皮膚色が黄色くみえます)。これは生後1までの赤ちゃんでは、それ以降の赤ちゃんや小児、大人と比べて黄疸のもととなる”ビリルビン”という物質が沢山作られたり分解される速度か遅いためです。
生後1-2か月までの赤ちゃんに黄疸がみられることについて日常診療で相談されることが多いこともあり、日本海新聞の「健康なんでも相談室」にまとめさせていただきました。
(「健康なんでも相談室」は鳥取県の医師会員が持ち回りで執筆しているものです)
この度掲載させていただく機会をいただきましたので、日常よく受ける質問として赤ちゃんの黄疸について記載してみました。参考にしていただきたいと思いますが、実際気になる点などありましたらご相談下さい。
(2013年10月17日(木)に日本海新聞に掲載されました。新聞社の許可を得て掲載しています)