お知らせ

2023-06-04

米子市内での麻しんの発生について

本年4〜5月に東京、神奈川、大阪などで麻しんの感染事例が報告されていましたが(5/30までの発表で全国で12例)、この度米子市内で麻疹が発生しました。現在感染拡大の可能性は低いとの事ですが、しばらくは保健所を中心に発生の有無について注意して見ていくことになります

<麻しんの感染性、予防について> 「麻しん」の 詳細については、HP内の麻しんのページや下記サイトを参考にしてください。
・ 麻しんは感染力が非常に強いです。
基本再生産数まわりの人に免疫がなく、対策がとられない場合、感染者1人が感染を広げる人数)は麻しん:12〜18人 インフルエンザ:1〜3人、新型コロナウイルス:1〜3人であって、麻しんの感染力の強さが示されています。
・感染経路は飛沫感染、接触感染もしますが、空気感染することが特徴で、空調を共有している室内であれば、感染者から遠く離れていても感染する可能性があります。
・感染性がある期間: 潜伏期間は8〜12日で発症1〜2日前から感染性があります。
・ 麻しんの感染歴のある方や予防接種歴が2回ある方は感染リスクは低いとされています。 ワクチンの2回接種が有効な予防方法です。
・ 麻疹が疑われる症状が見られた場合には、受診前に必ず医療機関に連絡をしてください。

参考サイト

厚生労働省HP

国立感染症研究所HP