インフルエンザワクチンは、生後6ヶ月から接種可能となります。
1歳未満のお子さんに対する有効性は報告によってばらつきがあります。有効性がはっきり確認できないという報告や20〜60%の効果があるという報告もあります。重症化を防ぐ可能性も示唆されています。周囲のご家族が接種されることも予防効果につながります。
ご本人が通園されている、通園されているごきょうだいがおられるなど感染のリスクが高い場合は接種をご検討ください。
またインフルエンザワクチンにはごく少量の卵の成分が含まれていますが、少量でも卵を含む食品を摂取されているお子様は接種可能です。
※離乳食を始めたばかりで卵を摂取したことがない、卵を摂取しアレルギー症状が出た事があるお子様で接種を希望される場合は早めにご相談ください。
1歳未満の赤ちゃんにインフルエンザワクチン接種をするかどうかは、最終的には保護者様の判断となります。赤ちゃんの周りのきょうだいや大人の方も含めて、ご家族で接種することが最も確実な感染予防策と考えられます。