あけましておめでとうございます。新しい年を迎えおかげさまで当クリニックは本年で13年目を迎えることができました。これまで支えていただきました皆さまに感謝申し上げます。
2023年には新型コロナウイルス感染症の分類が2類から5類に変更され、2024年にかけて社会全体が少しずつ落ち着きを取り戻しました。しかし、感染予防対策や生活環境の変化の影響などにより、子どもたちの免疫力の低下が懸念されています。その影響から、小児科領域では感染症の季節感が薄れ、季節を問わずさまざまな感染症が流行する傾向が続いています。
インフルエンザは昨シーズン(2023年〜2024年)に夏から冬にかけて大きな流行が見られました。今シーズンも昨年11〜12月にかけて感染が広がり、新年以降さらに拡大することが予測されています。手洗いや咳エチケット、適度な休養や栄養のある食事など、基本的な予防対策をぜひ心がけていただければ、と思います。また、インフルエンザに限らず、ワクチンがある病原体に対する感染予防策として、ワクチン接種も効果的です。まだ接種がお済みでない場合は、ご検討いただければ幸いです。
当クリニックでは、以前から安心して通っていただける環境作りを進めてきました。コロナ禍の影響で一部の計画が遅れておりましたが、昨年、建物や駐車場の整備、電子カルテの更新、新しい予約システムの導入、超音波機器や感染症診断機器の整備が一通り完了いたしました。診療をよりスムーズで快適に受けていただける環境が整ってきたと思います。
本年も、スタッフ一同、皆さまとお子さまの健康を支えるお手伝いをさせていただきたいと思います。お子さまの体調や成長に関すること、気になることがございましたらご相談ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。