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2025-01-16

新型コロナウイルス感染症について

鳥取県米子市の子育て長田こどもクリニックです。発熱時の受診ポイントと感染防止策を掲載しています。

新型コロナウイルスの現状と感染対策

今年の冬、インフルエンザの流行は年末年始よりおさまりつつあるようです。一方、新型コロナウイルス感染症も大規模な流行には至っていませんが、鳥取県内では少数ながら一定の感染が続いています(1週間に医療機関あたり3~8人程度<注意報の基準は10人、警報の基準は20人です>)。ただ1月10日の時点で鳥取県中部に注意報が発令、その後やや減少傾向ではありますが、しばらくは感染拡大の可能性について注意が必要です。

新型コロナウイルスの特徴と注意点

新型コロナウイルスは、感染力が比較的強いことが知られています。しかし、最近は症状が軽いことが多いため、感染に気づかないケースも見られます。最近受診されるお子さんでは、発熱が1~2日で治まることが多く、重症化しにくい傾向があります。症状が軽く感染に気づきにくいこともありますので、集団生活の場や家族で基本的な予防策に留意しましょう。

家庭でできる感染予防の基本

1. 手洗いの徹底
外出から帰ったら、石けんと流水で手を洗う習慣を継続しましょう。食事前後や咳・くしゃみをした後も手洗いを心がけましょう。

2. 室内の定期的な換気
ウイルスが拡散しにくい環境を作るために、室内の空気を定期的に入れ替えましょう。

3. 適切なマスクの使用
外出時や人が多く集まる場所では、マスクの着用が効果的です。高齢者や基礎疾患のある方と接触する場合には、特に注意しましょう。

4. 体調不良時の対応
お子さまに発熱や咳などの症状が見られる場合は、無理をせず自宅で安静に過ごさせましょう。他の家族に感染させないよう、共有する物を分ける工夫も重要です。

医療機関の受診について

発熱直後は、ウイルス検査で陽性反応が出にくい場合があります。そのため、体調が大きく悪化していない場合は、発熱後半日以上経過してから受診するのが望ましいとされています。時間を置くことで、検査結果がより正確になる可能性が高まります。

ご不明の点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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