小児科

新型コロナウイルス感染症

新型コロナウイルス感染症の概要、診断、治療、注意点などポイントの概説です。

〇原因と症状
新型コロナウイルスは咳やくしゃみによる飛沫感染や、ウイルスが付着したものに触れることによる接触感染などにより感染が拡大します。
主な症状は発熱、咳嗽、鼻水・鼻づまり、のどの痛み、頭痛、下痢などさまざまで、多くは軽症で自然回復します。重症化を防ぐためにワクチンが有効とされています。

〇診断
迅速抗原検査;鼻腔ぬぐい液を採取し、診断します
PCR検査:
 院内の場合、鼻腔ぬぐい液を採取し、20分~1時間程度で診断ができます
 院外の場合、鼻腔ぬぐい液あるいはだ液による検査も可能で、結果は数時間後から翌日判定と 
 なります。

〇治療
基本的な治療は症状を和らげる対症療法で、咳止めなどのおくすりや解熱剤で対応します。
※12才以上の方は、抗ウイルス剤の使用も可能です。

〇登園・登校について
学校保健安全法により出席停止期間は、発症した後5日を経過し かつ症状が軽快した後1 日を経過するまで、となっています。

〇気をつけていただきたいこと
・令和558日より、新型コロナウイルスに感染した場合でも外出自粛要請はありませんが、発症後5日間は感染拡大防止のため外出を控えることが推奨されています。
・感染力が強いので自宅療養中は、特に赤ちゃんや高齢者の方にうつさないよう生活空間をできる範囲で分けてください。
・感染リスクを下げ、感染を広げないために、人混みを避ける、マスク、うがい、手洗いが引き続き大切です
・食事は消化の良いものを与え、水分補給もしっかりしましょう

〇こんなときは受診してください
・発熱が続き元気がなく、ぐったりしている
・食事や水分が十分にとれない
・急にゼイゼイしだした、息苦しさがある 
・胸の痛みがある
・顔色が青白い、意識がもうろうとしている など


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