小児科

発熱Q&A|お子さんが発熱したときの対応について

🔶 発熱とは? 発熱時の対応は?


Q1. 何度から「発熱」なの?

A:一般的に37.5℃以上を「発熱」と言います。
38.0℃以上になると「高熱」とされます。子どもは体温が上がりやすいので、慌てず様子を見ましょう。


Q2. すぐに病院に行くべき熱って?

A:以下のような場合は、早めに小児科を受診しましょう。

  • 生後3か月未満で38℃以上の熱

  • 意識がぼんやり、ぐったりしている

  • 呼吸が苦しそう(ゼーゼー、息が速い)

  • 水分がとれない・尿が出ない

  • 熱が3日以上続いている


Q3. 熱があるときは解熱剤を使った方がいい?

A:機嫌がよく、水分も取れていれば必ずしも使う必要はありません。
つらそうなとき(頭痛・関節痛・食欲不振など)に使いましょう。
座薬・内服薬などは医師の指示に従ってください。


Q4. 発熱時のホームケアは?

A:以下を意識しましょう。

  • 水分補給(イオン飲料・お茶・母乳など)をこまめに

  • 暑すぎず寒すぎず、涼しい服装に

  • 安静にして、無理に食べさせない

  • お風呂は元気があればOKですが、無理は禁物


Q5. インフルエンザ・突発性発疹などとの見分け方は?

A:熱だけでは区別がつきにくいです。
以下の特徴を参考にして、迷うときはご相談ください。

病気名 特徴
インフルエンザ 突然の高熱、関節の痛み、寒気など
突発性発疹 生後6か月〜1歳。高熱が3日→下がった後に全身に発疹
川崎病 5日以上の熱+発疹、目の充血、口の赤み、手足のむくみなど
溶連菌感染症 熱+のどの痛み、発疹、いちご舌、吐き気など

▶ 病気別の特徴は こちらの「熱の原因として多い病気・気をつける病気」を参照してください


Q6. こんなときは救急に行くべき?

A:以下の症状があるときは救急受診をおすすめします。

  • けいれん(熱性けいれん)を起こした

  • 呼びかけに反応がない

  • 顔色が悪く、唇が紫色

  • 繰り返し吐く・激しい頭痛

▶ 夜間や休日の対応はこちら:米子市救急案内


🌼 子育て長田こどもクリニックより

お子さんの発熱はとても不安になりますが、落ち着いて観察することが大切です。
気になる症状があるときや、家庭でのケアに不安があるときは、どうぞお気軽にご相談ください。

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