インフルエンザワクチンの有効性について、麻しんや風しんワクチン(MRワクチン)で認められているような高い発病予防効果ではありませんが、「発症」を抑える効果が一定程度認められています。さらに一部の方にみられる重篤な合併症を予防する効果があります。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することとされています。
日本小児科学会は、生後6か月以上のすべてのお子さんに、毎年のインフルエンザワクチン接種を推奨しています。1歳未満のお子さんも接種対象です。特に、保育園に通っている場合や、きょうだいが集団生活をしている場合には、接種を積極的にご検討ください。 また、家族全員が接種することで、家庭内での予防がより強固になります。
高熱、体のだるさ、筋肉痛、咳、鼻水、食欲不振、哺乳不良など
気管支炎や肺炎、中耳炎、心筋炎、インフルエンザ脳症などがあげられます。
小児に対する発症リスクが40〜70%減少します。
※70%の発症リスクが減少とは・・・ワクチンを接種せず発病した方のうち70%はワクチンを接種していたら発症が予防された(例えばワクチンを接種しないで発症した人が10人いた場合、ワクチンを接種していたら7人は発症を予防できたことになります)
インフルエンザによる入院や死亡のリスクを減少させる効果が報告されています。
(2026年8月10日編集)