赤ちゃんの発熱は、全身状態が悪くなることは少ないですが、時に重症化することがあり注意が必要です。特に生まれて間もない赤ちゃんが熱を出すと不安になるのは当然のことです。鳥取県米子市周辺で子育てをされている保護者の皆様に、安心して対応していただけるよう、具体的にご説明いたします。
生後3ヶ月未満の赤ちゃんが38℃以上の発熱を起こした場合、細菌による重症な感染症が隠れている可能性があります。生後間もない赤ちゃんは、免疫力が弱く感染症が重症化しやすいです。特に細菌性髄膜炎や敗血症など、緊急治療が必要なこともあります。
次の症状が一つでもあれば、すぐに医療機関へ受診しましょう。
生後4ヶ月以降になると、徐々に免疫力が落ちて感染症にかかりやすくなりますが、3ヶ月未満よりは比較的緊急性は低くなります。
次の症状では診療時間内に受診しましょう。
次の条件を満たす場合は、ご自宅で様子を見ることが可能です。
予防接種後の発熱は体が免疫をつくるための正常な反応で、多くの場合は短時間で自然に治まります。ただし、3日以上続く場合やいつもと違う症状がある場合は、ご相談ください。
当クリニックでは、新生児・乳児の発熱に小児科の専門医、新生児の専門医として状態にあわせて適宜対応しています。発熱時の専用診察室(特診室)も設けています。鳥取県西部地域の皆様が安心して受診できるようサポートしております。不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。