予防接種は接種年齢や期限が決まっているため、忘れないよう接種をしていくことが重要です。接種状況を確認し、接種してないものがあれば夏休みを利用して接種するようにしましょう。
※10月からはインフルエンザの予防接種も開始しますので、インフルエンザワクチン接種が始まる前に、接種できるワクチンを済ませておきましょう。
【確認しておきたいワクチン】
・麻しん・風しんワクチン(MRワクチン) ▶ 令和7年度に小学校に入学 予定のお子さま(現在年長児のお子さま)
※おたふくかぜ2回目接種(有料)も、МR2期と同時に接種が受けられます。
・日本脳炎第2期 ▶ 9歳~13歳未満
・2種混合(DT:ジフテリア・破傷風)▶ 11歳〜13歳未満
※日本脳炎2期の接種対象年齢の方で、DTの接種対象年齢になっている方は、同時接種が可能です。
・子宮頚がんワクチン ▶ 小学校6年生〜高校1年生相当の女性
※キャッチアップ接種:平成9年4月2日生まれ~平成20年4月1日生まれの女性
子宮頸がん(HPV)ワクチンはヒトパピローマウイルスに対するワクチンで、子宮頸がんの予防に大きな効果があることがわかっています。
現在、高校1年生相当の女性の方は、R7年3月までに接種を3回終了するためには、1回目の接種をR6年9月までに開始する必要があります。
定期の接種年齢、接種回数などは当クリニックのHPの子宮頸がんワクチンのページをご参照下さい(→こちら)。
数年間、積極的に勧奨されてない期間があったため、定期接種の機会を逃した方に対してキャッチアップ接種を設けています。
対象となる方:平成9年4月2日生まれ~平成20年4月1日生まれの女性
キャッチアップ接種期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日まで ※今年度で終わりになります。
キャッチアップ接種期間に接種を3回終了するためには、1回目の接種を令和6年9月までに開始する必要があります。 米子市や境港市など鳥取県西部でも同様の状況です。
★★ この機会にきょうだいの方の母子手帳も確認し、接種されていない予防接種があれば早めに接種しましょう!!
【参考資料】
・厚労省HP:ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内〜
接種についてのご相談は、当クリニックまでご連絡ください