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2024-03-29

子どもに対する黄砂の影響について

黄砂が子どもたちの健康に与える影響として、気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などアレルギー症状を悪化させる可能性があります。

黄砂は、中国大陸やモンゴルの砂漠地帯から風によって運ばれる砂や塵のことで、日本にも影響を及ぼすことがあります。特に春に多く、子供たちの健康に影響を与えることがあります。

米子周辺には3月終わり頃から黄砂の飛来が増えてきています。

黄砂に含まれる微粒子は、空気の質を低下させるため、子供の健康に以下のような影響を与える可能性があります

  1. 呼吸器系の問題:黄砂に含まれる微細な粒子は、喘息やアレルギー反応を引き起こすことがあります。特に呼吸器系に問題を抱える子供は影響を受けやすいです。

  2. 皮膚や目の刺激:黄砂は皮膚の刺激や目のかゆみ、赤みを引き起こすことがあります。これは黄砂の粒子が物理的に刺激を与えるためです。

  3. アレルギーの悪化:黄砂はアレルギー反応を悪化させることもあります。黄砂には花粉などのアレルゲンが含まれていることもあるためです。

 

【黄砂暴露への対策】

 黄砂が飛来しているときは、以下の対策を取ると良いでしょう:

  • 室内にいる時間を増やす
  • 窓を閉めて室内の空気を清潔に保つ
  • 外出時はマスクや眼鏡を着用する
  • 帰宅後は手洗い、うがいを徹底し、衣服を清潔に保つ

気になる症状が見られるときはご相談下さい。

 

【参考情報】

気象庁黄砂情報 

環境省黄砂飛来情報