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2024-12-02

マイコプラズマ感染症:流行状況について

全国的にマイコプラズマ感染症が流行しています。現状と注意点など解説します。

全国の流行状況

・流行状況: 2024年の日本では、マイコプラズマ肺炎の患者数が急増しており、特に春から秋にかけて報告数が増加しています。
・感染者数: 2024年10月〜の時点で、全国の医療機関からの報告によると、1医療機関あたりの患者数は過去最多を記録しています。
・地域別状況: 福井県、愛知県、奈良県などで特に感染者数が多く報告されています。
・年齢層: 主に5〜9歳の子供が多く感染しており、次いで10〜19歳の若年層が多いです。
・感染経路: 飛沫感染や接触感染が主な感染経路であり、学校や家庭内での集団発生が見られます。

鳥取県、鳥取県西部の状況

全国の1施設当たりの発生数(11月下旬) 2.57人/週

1.福井県 6.17 人/週、2.愛知県 5.60人/週、3.奈良県 5.17人/週、4.青森県 4.50人/週、5. 東京都 4.28人/週です。

鳥取県は1.60人/週で、全国と比較すると少なめですが、鳥取県西部地区でも地区によって散発的に感染者がみられています

マイコプラズマ感染症について

 症状、検査、治療、予防などについてこちらのページにまとめています

当クリニックでの診療について

お子さんの咳や発熱が続く場合、受診してください。当クリニックでは、最新の診断検査機器を使用し、迅速かつ適切に診断・治療を行っています。気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。

主な検査機器

マイコプラズマ核酸検出機器

ウイルス・細菌多項目同時PCR検査機器(BioFire SpotFire R パネル)

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