小児科

パラインフルエンザウイルス感染症

乳幼児から成人まで、かぜ、気管支炎、肺炎、クループなど、さまざまな呼吸器症状を起こ す代表的なウイルスの1つで、米子周辺でも時々流行します。

 

概要

パラインフルエンザウイルス感染症は米子周辺でも時々発生するいわゆる風邪症状を起こすウイルスで、子どもの発熱、咳嗽などの症状を呈する子どもにおいて時々検出されます。発熱は時に5〜7日と長引くことがあり、咳嗽はクループ、喘鳴を伴うことがあります。クループの原因の75%を占めます。1-4型の4種類に分 かれ、通常型は春一初夏、1.2.4型は秋~冬に流行します。

感染経路など

・感染者の咳やくしゃみ、会話などの飛沫(飛沫感染)
・感染者の体液(唾液、鼻水など)に触れた手で口や鼻を触る(直接接触感染)
・感染者の使用した物に触れてから口や鼻を触る(間接接触感染)

症状

・潜伏期間は3-5日で、発熱(38度以上が多い)。咳(せき)、鼻水、喘鳴(ゼーゼー)が みられます。その他、咽頭痛、嗄声、嘴吐や下痢などの胃腸症状がみられることがあります。
※高齢者や基礎疾患、気管支喘息は重症化のリスクになります。

検査

多項目PCR法など特殊な検査で検出することが可能です。また血液検査でも検査できますが、やや日数がかかります。

※迅速検査(簡易的な検査試薬)を用いた測定は今のところ開発されていないようです。

治療、注意事項

・治療としての特効薬はありません、対症療法として、解熱剤や鎮咳去痰薬などを使用しま す。また、十分な睡眠と休息をとり、体力を回復させることが大切です。

予防

・マスクの着用、手洗いの徹底、人混みを避けるなど