鳥取県西部(米子周辺)でインフルエンザB型が増えています
鳥取県ではインフルエンザ警報が続いています。
最近の県の発表では、県内全域でインフルエンザB型が急増しています。これまではA(AH3)が多かったのですが、1月下旬頃からB型が増えてきています(→こちら)。
米子周辺を含む西部地区でも、患者さんが多い状況が続いています。
全国的にもインフルエンザの流行自体が高い状態が続いています。全国ではA型が多い地域もありますが、B型が目立つところが増えてきています。
インフルエンザB型も、基本の症状はA型と大きく変わらず、急な発熱、咳、のどの痛み、鼻水、頭痛、だるさ、体の痛み、などがよく見られます。
最近みられる症状や経過として、次のようなことを経験します。
・高熱が続くこともありますが、熱の出方には個人差があり、一時的に38℃以上になった後、1〜2日で解熱することもあります(逆に数日続くこともあります)。
・発熱、頭痛、だるさ、体の痛みが目立つことが多いですが、咳が強く出る方もいます。
(多項目PCR検査では、パラインフルエンザウイルスやヒトライノウイルス・エンテロウイルスなど、別のウイルスが同時に検出されることもありますが、インフルエンザB型単独でも咳が目立つことはあります。)
・吐き気・嘔吐・下痢などの“お腹の症状”が一緒に出ることがあります。特にお子さんでみられることがあります。
・家族や学校など身近でインフルエンザB型が流行している場合、熱が高くない(ほとんど熱が出ない)状態でも検査で陽性となることがあります(インフルエンザは、必ずしも全員が発熱するとは限りません)。
検査について
迅速検査(抗原検査)は結果が早い一方で、陰性でもインフルエンザを完全に否定できないことがあります(特に流行期)。
発症直後(早すぎる時期)では陰性になることがあり、時間がたってから陽性になることもあります。
このため、受診されても状況によってはその日の検査を行わず、翌日以降の再検査をご案内する場合があります。
ただし、症状が強い場合など、発熱後早い時間でも陽性反応がみられることがありますので、検査を行うかどうかは個々の状態で判断になります。
次のような場合は、早めにご相談ください。
息が苦しそう、ゼーゼーが強い
水分がとれない/尿が少ない/ぐったりしている
何となく様子がおかしい(呼びかけの反応が悪い、ぼーっとする 等)
乳児、基礎疾患のあるお子さん(喘息、心疾患など)
インフルエンザの検査や治療は、発症からの時間や症状、年齢などで考え方が変わります。迷う場合は、遠慮なくご相談ください。
インフルエンザは、症状が出る前後に感染する可能性があります。
家庭内では、できる範囲で予防を心がけましょう。
手洗い(帰宅後、食事前)
咳エチケット(マスク、口をおさえる)
タオルの共用を避ける
こまめな換気(短時間でもよいです)
水分をこまめに(お子さんは特に)
登園・登校の再開は、園や学校のルールもありますが、一般的な目安としては
「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(乳幼児は3日)を経過するまで」 が基準になります。
(わかりにくければお気軽にご相談ください)
※本記事は、鳥取県や国の公表情報をもとに、保護者の方向けにまとめたものです。症状の出方には個人差があります。心配なときは早めにご相談ください。