インフルエンザ関連(Topics)

2026-02-12

【米子・鳥取県西部】インフルエンザB型が増加しています|症状の特徴と受診の目安

鳥取県米子市の子育て長田こどもクリニックです(小児科、新生児内科、アレルギー科)。鳥取県ではインフルエンザ警報が続き、県内全域でB型が急増しています。米子周辺の状況と、インフルエンザB型の症状(小児では嘔吐・下痢が出ることも)、受診の目安、家庭での注意点を小児科よりお知らせします

鳥取県西部(米子周辺)でインフルエンザB型が増えています

鳥取県ではインフルエンザ警報が続いています。
最近の県の発表では、県内全域でインフルエンザB型が急増しています。これまではA(AH3)が多かったのですが、1月下旬頃からB型が増えてきています(→こちら)。
米子周辺を含む西部地区でも、患者さんが多い状況が続いています。

全国的にもインフルエンザの流行自体が高い状態が続いています。全国ではA型が多い地域もありますが、B型が目立つところが増えてきています。


B型の症状、検査について

インフルエンザB型も、基本の症状はA型と大きく変わらず、急な発熱、咳、のどの痛み、鼻水、頭痛、だるさ、体の痛み、などがよく見られます。

最近みられる症状や経過として、次のようなことを経験します。

・高熱が続くこともありますが、熱の出方には個人差があり、一時的に38℃以上になった後、1〜2日で解熱することもあります(逆に数日続くこともあります)。
・発熱、頭痛、だるさ、体の痛みが目立つことが多いですが、咳が強く出る方もいます。
多項目PCR検査では、パラインフルエンザウイルスヒトライノウイルス・エンテロウイルスなど、別のウイルスが同時に検出されることもありますが、インフルエンザB型単独でも咳が目立つことはあります。)
吐き気・嘔吐・下痢などの“お腹の症状”が一緒に出ることがあります。特にお子さんでみられることがあります。
・家族や学校など身近でインフルエンザB型が流行している場合、熱が高くない(ほとんど熱が出ない)状態でも検査で陽性となることがあります(インフルエンザは、必ずしも全員が発熱するとは限りません)。

検査について
迅速検査(抗原検査)は結果が早い一方で、陰性でもインフルエンザを完全に否定できないことがあります(特に流行期)。
発症直後(早すぎる時期)では陰性になることがあり、時間がたってから陽性になることもあります。
このため、受診されても状況によってはその日の検査を行わず、翌日以降の再検査をご案内する場合があります。
ただし、症状が強い場合など、発熱後早い時間でも陽性反応がみられることがありますので、検査を行うかどうかは個々の状態で判断になります。


受診の目安(特に小児)

次のような場合は、早めにご相談ください。

  • 息が苦しそう、ゼーゼーが強い

  • 水分がとれない/尿が少ない/ぐったりしている

  • 何となく様子がおかしい(呼びかけの反応が悪い、ぼーっとする 等)

  • 乳児、基礎疾患のあるお子さん(喘息、心疾患など)

インフルエンザの検査や治療は、発症からの時間や症状、年齢などで考え方が変わります。迷う場合は、遠慮なくご相談ください。


ご家庭でできること(感染対策)

インフルエンザは、症状が出る前後に感染する可能性があります。
家庭内では、できる範囲で予防を心がけましょう。

  • 手洗い(帰宅後、食事前)

  • 咳エチケット(マスク、口をおさえる)

  • タオルの共用を避ける

  • こまめな換気(短時間でもよいです)

  • 水分をこまめに(お子さんは特に)


登園・登校の目安

登園・登校の再開は、園や学校のルールもありますが、一般的な目安としては
「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(乳幼児は3日)を経過するまで」 が基準になります。
(わかりにくければお気軽にご相談ください)


※本記事は、鳥取県や国の公表情報をもとに、保護者の方向けにまとめたものです。症状の出方には個人差があります。心配なときは早めにご相談ください。

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