8周年を迎えました

「子育て長田こどもクリニック」は、2012年5月17日に開院して以来、地域の皆さまに支えられて今年5月にお陰様で満8周年を迎えることができました。 この間、インフルエンザ、感染性胃腸炎、溶連菌、マイコプラズマなどさまざまな感染症の流行があり、また不活化ポリオワクチンや4種混合ワクチンなど新しいワクチンが使用できるようになり、水痘ワクチン、B型肝炎ワクチンなど新たに定期接種となったワクチンがあったとともに、BCGが集団接種から個別接種になるなど様々な変化がありました。 受診されるお子様には感染症をはじめとして、食物アレルギーや気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、肝臓消化器系、腎臓疾患、内分泌疾患など多岐に及びます。食物アレルギーのお子さんに対しては食物負荷試験を積極的に行い、気管支喘息に対しては肺機能検査や呼気ガス分析などによる評価に基づいた治療を行っています。また、肝臓消化器系、腎臓疾患、内分泌疾患、腫瘍性疾患に対し血液検査、X線検査とともに、必要に応じて超音波検査を積極的に行い正確な診断を心がけています。今後もさらに新たな検査、治療法など積極的に取り入れていきたいと思います。 また、本年はなんといっても新型コロナウイルス感染症が大きな出来事です。鳥取県、島根県での発生は落ち着いてきているように思われますが、まだ今後の状況を充分見守る必要があります。当クリニックでは感染予防対策として 1)待合室での滞在を短く、待合室での待ち人数を最小限に、 2)院内の清潔保持による院内感染予防、 3)ご本人やご家族に新型コロナウイルス感染リスクがある場合の別室対応、 4)診察、処置の際の飛沫感染予防、 5)健診やワクチン、定期受診の方への感染予防(別室対応)、 6)定期受診の方への別室対応とオンライン診療など、 安心して受診していただけるよう対策を継続しています(新型コロナウイルス関連情報:クリニックからのお知らせ1)2)を参照して下さい)。今後も状況に応じて必要かつ十分な対応に心がけていきたいと思います。 これからもお気づきの点がございましたら、遠慮なくお知らせ頂ければ幸いです。今後とも子どもたちやご家族の健康を守るべく、スタッフ一同努力を続けていきたいと思います。引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

(重要) 当クリニックに受診される方へ

  • 新型コロナウイルスが疑われる場合は別室での診療になりますので順番が前後したり、待ち時間が長くなる事もあります。
  • 院内感染予防、クリニック内での滞在時間の短縮の為、診療後待合室での処方説明など行いません。
  • 診療、処方に関してご不明な点がありましたら、窓口にお声かけ下さい。
尚、予防接種のご予約、その他のご相談などは、お電話で対応させていただきます。 ご不便をおかけしますが、ご理解ご協力をお願い致します。

ゴールデンウィーク中の休診について

ゴールデンウィーク中は下記の通りに診療、休診と致しますので、宜しくお願いします。
4月28日(火) 通常通り 4月29日(水) 休み 4月30日(木) 通常通り 5月1日(金) 通常通り 5月2日(土) 通常通り 5月3日(日) 休み 5月4日(月) 休み 5月5日(火) 休み 5月6日(水) 休み 5月7日(木) 通常通り
★診療時間外において当方で可能な相談はお受けしますが、4月28日以降の祝日中の小児科当番医療機関を下記にご案内しますのでご参照下さい。
【ゴールデンウィーク 小児科輪番表】 4月28日(火)  小児科輪番なし 4月29日(水)  米子医療センター(8:30~17:00) 4月30日(木)  労災病院(18:00~22:00) 5月1日(金)  米子医療センター(17:15~22:00) 5月2日(土)   労災病院(17:00~22:00) 5月3日(日)   米子医療センター(8:30~17:00) 5月4日(月)   労災病院(9:00~17:00) 5月5日(火)   米子医療センター(8:30~17:00) 5月6日(水)   労災病院(9:00~17:00) 5月7日(木)   労災病院(18:00~22:00) 米子急患診療所 4月29日・5月3日~5月6日 (9:00~22:00) ※ 急に変更となる場合がありますのでお電話でご確認ください。 ※上記以外の時間帯は鳥取大学医学部附属病院または、下記の急患診療所へ 連絡先 ・米子医療センター      0859-33-7111 ・労災病院          0859-33-8181 ・鳥取大学医学部附属病院   0859-38-6699 ・米子急患診療所       0859-34-6253 ※急患診療所は内科医の場合がありますのでお電話でご確認下さい。

当クリニックに受診される方へ〜新型コロナウイルス感染予防について〜

全国で新型コロナウィルス感染症の拡大とともに、4月9日〜11日にかけて島根県、鳥取県でも感染症患者が発生しました。これを受けて当クリニックでは以下のように感染予防対策を実施します。 予防対策としては 1)待合室での滞在を短く、待合室での待ち人数を最小限に、 2)院内の清潔保持による院内感染予防、 3)ご本人やご家族に新型コロナウイルス感染リスクがある場合の別室対応、 4)診察、処置の際の飛沫感染予防、 5)健診やワクチン、定期受診の方への感染予防(別室対応)です。 皆様にご不便、ご迷惑をおかけすることも多々あるかもしれませんが、ご理解、ご協力の程、宜しくお願いします。
1)受診される方へのお願い
①症状の有無に関わらず、新型コロナウイルス感染症発症地域にご本人またはご家族が行かれた場合は、事前に必ず電話連絡をお願いします。感染予防のため、一般の診察の方と時間や部屋を分けてご案内します。 ②新型コロナウイルス感染症に関連する症状(発熱が続く、強い咳嗽、倦怠感など)がみられる場合にも、一般の診察の方と部屋を分けてご案内します。事前に必ず電話でご連絡をお願いします。 ①②の方は、車で待機していただきますので、来院されたら車内からクリニックに連絡して下さい。
2)院内の感染対策について
①一時的に絵本、おもちゃ、パンフレット、ウォーターサーバーなどを撤去致します。 ②基本的に常時換気を行っています。肌寒く感じられることがあるかもしれませんので上着を持参していただきますようお願いいたします。 ③クリニック内は次亜塩素酸希釈液による除菌・消毒を行っています。
3)検査、処置
①鼻腔や喉から検体を採取する迅速検査は必要最小限といたします。 ②ネブライザーによる吸入、鼻汁吸引等の措置は原則行わないことといたします。 ③検査や処置を行う際は、マスク、手袋、ガウン、フェイスシールドにより感染予防対策をとりますので、ご理解のほど宜しくお願いします。
4)乳幼児健診、ワクチン、定期受診について
①定期受診やワクチン、定期受診のお子さんは診察室を分け、待ち時間には車や2階の部屋でお待ちいただくようご案内します。 ②乳幼児健診やワクチンは原則午後の専用時間枠に予約をとらせていただきます。 尚、2週間以内にご本人、ご家族に鼻汁、咳嗽、発熱、倦怠感などの症状が見られる場合には事前にご相談下さい。

新型コロナウイルス感染症:鳥取県、島根県での発生について

新型コロナウイルス感染症事例が鳥取県西部(米子市)、東部(鳥取市)、島根県(松江市)で発生しています。 下記HPで随時新しい情報が更新されています。

1)鳥取県内の発生事例について

鳥取県HP https://www.pref.tottori.lg.jp/corona-virus/ 鳥取市HP https://www.city.tottori.lg.jp/www/genre/1505453806833/

2)鳥取県内の発生・検査・相談状況

https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1195787.htm#itemid1195787

3)松江市内の発生事例について

http://www1.city.matsue.shimane.jp/kenkou/kenkoudukuri/kansensyo_yobou/coronavirus-disease/

<4月19日現在>

鳥取県 3例(米子市内:1例、鳥取市内:2例) 島根県 16例(松江市:16例) 当クリニックでは皆様への様々な対応、院内感染対策など可能な限り対策をとらせていただいています。 いろいろご不便、ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、ご理解、ご協力の程、宜しくお願いします。

鳥取県(全域)で水痘注意報が発令されました

4月8日(水)から鳥取県(全域)での水痘(みずぼうそう)注意報が発令されました。 手洗い、マスク着用、アルコール消毒など 感染予防・感染拡大防止にご協力をよろしくお願いいたします。 また、水痘ワクチン接種対象年齢の方でワクチン接種がまだの方は、 早めにワクチン接種をすませましょう。 なお、自費でも水痘ワクチン接種は可能ですので詳しくは窓口までお問い合わせ下さい。

受診時のお願い・・・新型コロナウイルス流行にあたり

全国的に新型コロナウイルスが流行しています。症状の有無にかかわらず海外・県外に本人、または家族が行かれた場合は、事前に必ず電話連絡してから受診してください。

感染予防のため、一般の診察の方と時間を分けてご案内しますので、ご理解いただきますよう宜しくお願いいたします。

尚、「新型コロナウイルスに感染した。」と思ったら、受診前に必ず発熱・帰国者・接触者相談センターに連絡してください。

西部地区発熱・帰国者・接触者相談センター 米子保健所内 電話:0859-31-0029、0859-31-9317

鳥取県の新型コロナウイルス感染症特設サイトを参照してください。

小児科医会 研修会(2月2日)

鳥取県内の小児科医が集まって年に2回研修会が開催されています。この度2月2日に開催された研修会に参加してきました。

輸入感染症としてのインフルエンザ (付)2019-nCoV感染症 という演題で鳥取大学医学部ウイルス額教授の景山誠二先生のお話しを拝聴しました。

まずは2019-nCoV(いわゆる新型コロナウイルス)について、1月末の時点でわかっていることとして、感染力はインフルエンザ並、重症化は中国の患者さんからみるとインフルエンザより高い、感染力から考えると5月末には終息する可能性が高い、というお話しでした。

インフルエンザについては、2019年はラグビーワールドカップに伴う南半球のインフルエンザ流行の影響があったことをあげられていました。インフルエンザは毎年必ず大規模に発生する輸入感染症で、毎年流行のパターンが異なりますが、2019年は9月頃に一度感染者が増加、一旦減少して再度11-12月から感染者数が増加しています。その他感染経路(飛沫と飛沫に暴露する距離)診断方法、ウイルス量の変化(感染後1日までは低値であって、迅速検査で陽性にならないことがある)、インフルエンザに対する薬、など最新の情報をお話しいただきました。

新型コロナウイルスについては、予定にはなかった最新のお話しをうかがうことができましたが、今後の感染状況や研究結果などからこれから新しい情報には注意が必要とのことでした。

新生児蘇生法講習会に参加しました

日本周産期・新生児医学会公認の新生児蘇生法(NCPR)の講習会(大阪)に参加してきました(⇒ 新生児蘇生法普及事業)。

日本では2000年代に入って成人や小児に対する蘇生法の講習会が広く行われるようになってきています。新生児蘇生法(NCPR)は日本で2007年頃から普及しはじめました。ちょうどこの頃インストラクターの資格を取得し来年度に2回目の更新を行う予定で、この度インストラクター向けの講習会に参加してきました。

元気に産まれてくる赤ちゃんが多い中で、少ないながら母親やお腹の中にいる赤ちゃんが元気に産まれてくることができない状況が発生することがあります。

出生後処置を施す必要のある赤ちゃんに対応するために、全国でこのような講習会が開催されています。いざというときの対応ができるように今後も積極的に参加していきたいと思います。

北野病院
会場<大阪の北野病院>

とりだい病院と西部医師会の連絡協議会

1月30日に鳥取大学医学部附属病院と西部医師会との連絡協議会が開かれ参加しました。

大学病院からの診療に関する情報提供(大学病院の1年間の動き、大学小児科、総合診療科からの情報提供など)、西部医師会からの情報提供の後、初回参加者の紹介、懇親会が行われました。大学スタッフからの余興も披露され、大勢での親睦の場となりました。

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