アレルギー週間とアレルギーの日

第25回 アレルギー週間(2月17日〜23日)について

本年2月17日〜23日はアレルギー週間と制定されています(このうち2月20日はアレルギーの日)。

アレルギー週間とは、花粉症の研究から石坂夫妻がアレルギーを引き起こす抗体を発見し、1966年2月20日に発表したことにちなんで設けられ、アレルギーの啓蒙のために設けられたものです。この1週間(ないしはこの週の前後)にはアレルギーの啓蒙のため各地で行事が行われます(日本アレルギー協会HP参照)。

当クリニックでは、この時期に症状が出はじめるスギ花粉症をはじめ、さまざまなアレルギー疾患(食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎など)の検査、治療、管理を行っていますので、気になることなどありましたら窓口までご相談ください。

西部小児科医会 新年会

1月28日に鳥取県西部の小児科医の懇親会(新年会)に参加しました。

例年この時期に開催し、病院、クリニックの先生方の親睦の場となっています。

本年は新しく大学小児科に着任された教授の歓迎会、叙勲受章された先生のお祝いを兼ねての会で、多くの先生方の挨拶、余興などで盛り上がりました。

 

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とんどさん2020

12日(日)は「とんど」さんでした。「とんどさん」の意味は恵方の方角にいる神のことでその年の福徳をつかさどるとされているそうです。年により恵方の方角は変わりますが、みなさんも経験されたことがあると思いますが、節分では、恵方の方角に向かって恵方巻を食べる習わしがあります(最近はコンビニなどでも恵方巻きが販売されているのはご存じかと思います)。

またクリニック近隣の広場で「とんど焼き」が行われました。

「どんど焼き」とはお正月に飾った門松や松飾りなどを神社や地域の人たちで集めて焼く年中行事・火祭りで、前年のお札や,4日か7日にさげた門松や正月飾と一緒に焼きます。 この火で餅やだんごを焼いて食べると無病息災であるとか,書初め(かきぞめ)を焼いて高く飛ぶと手が上がるとかいう言われもあります。

とんど焼きの後、獅子舞とともに大勢の方々で地区内を4時間くらいかけて一軒一軒廻られました。あいにく小雨模様でしたが、こどもさんも参加されていて皆さんとてもお元気でした。

クリニックでも皆の健康を祈っていただき、記念撮影も行いました。

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大学ラグビー日本選手権

全国大学ラグビー選手権が新しくなった国立競技場で開催されました(早稲田大学45-35明治大学)

以前は大学ラグビーの決勝戦がお正月に開催され、同じ時期に決まった社会人の優勝チームとの決戦が成人の日に行われていましたが、社会人チームの実力が大きく上回るようになり、最近は大学と社会人とが別々に行われています。

早稲田大学は強い時期が長く、清宮選手(野球選手:日本ハム)の父親が学生時代の主将であった1990年頃と、監督であった2000年代は記憶に強く残っています。

早稲田、明治とも名門で、関東大学対抗戦で毎年12月第一日曜日には両校が対決しますが、今シーズンはこの試合では早稲田が完敗でした。早稲田大学はここしばらく10年くらい優勝から遠ざかっていましたが、今回久々(11年ぶり)の大学選手権優勝チームとなりました。伝統的にフォワードよりバックスの技術が優れているといわれていますが、最近はフォワードの強化も十分されてさらに強くなっているようです。

 

2020年1月12日(日)には「ジャパンラグビー トップリーグ2020」が開催されました。この大会は、社会人16チーム総当たりのリーグ戦で年間の優勝チームを決定する大会方式で、20都府県30会場で120試合が行われます。

ワールドカップ2019でのラグビー人気が続くようなよい試合がみられることを期待します。

謹賀新年2020

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
2019年はラグビーWCで盛り上がりましたが、2020年は東京2020(オリンピック/パラリンピック)で全国盛り上がることと思います。
クリニックは本年8周年を迎えます。引き続き宜しくお願いします。
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お正月には中学の同窓会がありました。
中学途中で転校したため境港第二中学校と米子の後藤ヶ丘中学校に在籍していたこともあり、ちょうど1日ずれて2つの会に参加する機会がありました。
オリンピックの運営に携わっている人、保育園で待機児童ゼロを目指している人、地元の消防局で指導的立場にいる人などなど、各地で活躍されておられる方のお話しを聞くことができました。
     20200102謹賀新年
米子出身で紅白歌合戦に初出場の”Official髭男dism”の米子出身のメンバーを知っている人など、いろんなお話しで盛り上がっていました。

生後1か月前後の黄疸について

新生児期には、ほとんどすべての新生児に黄疸がみられます(皮膚色が黄色くみえます)。これは生後1までの赤ちゃんでは、それ以降の赤ちゃんや小児、大人と比べて黄疸のもととなる”ビリルビン”という物質が沢山作られたり分解される速度か遅いためです。

生後1-2か月までの赤ちゃんに黄疸がみられることについて日常診療で相談されることが多いこともあり、日本海新聞の「健康なんでも相談室」にまとめさせていただきました。
(「健康なんでも相談室」は鳥取県の医師会員が持ち回りで執筆しているものです)

この度掲載させていただく機会をいただきましたので、日常よく受ける質問として赤ちゃんの黄疸について記載してみました。参考にしていただきたいと思いますが、実際気になる点などありましたらご相談下さい。


(2013年10月17日(木)に日本海新聞に掲載されました。新聞社の許可を得て掲載しています)