小児科

マイコプラズマ感染症の核酸検出機器

 長く続く咳がみられる時にマイコプラズマ感染症を疑い、のどから粘液を採取してマイコプラズマ菌の遺伝子の一部を増幅して検出します。通常40〜50分で結果がでます。マイコプラズマ感染症とわかれば主にマクロライド系抗菌薬による治療を行いますが、時にこの抗菌薬に対し耐性をもつマイコプラズマが存在します。この機械ではマイコプラズマの量とともに、抗菌薬の有効性に関係するマイコプラズマの遺伝子の変化を検出することもでき、治療を行うときに参考にします。