子宮頚がんワクチンについて(高校1年生・キャッチアップ接種の方へのお知らせです)

子宮頚がんワクチン(定期接種・キャッチアップ接種)についてのお知らせです。

高校1年相当(平成20年度生まれ)、キャッチアップ接種の方へ、厚生労働省から2024年10月以降の接種について、案内が出されています。

今年の11月までに接種を開始すると、2025年3月までに3回の接種を完了することが可能です(合計3回の接種を最短4か月で完了できます)。☞こちら
接種を希望される方はお気軽に当クリニックまでご相談下さい

   


 

子宮頸がん(HPV)ワクチンについては、以下をご参照ください。

子宮頸がん(HPV)ワクチンはヒトパピローマウイルスに対するワクチンで、子宮頸がんの予防に大きな効果があることがわかっています。

【定期接種について】

対象となる方:小学校6年生〜高校1年生相当の女性

現在、高校1年生相当の女性の方は、R7年3月31日までに3回の接種が必要です。接種をご希望の方は早めにご相談ください。

定期の接種年齢、接種回数などは当クリニックのHPの子宮頸がんワクチンのページをご参照下さい(→こちら)。

【キャッチアップ接種について】

数年間、積極的に勧奨されてない期間があったため、定期接種の機会を逃した方に対してキャッチアップ接種を設けています。

対象となる方:平成9年4月2日生まれ~平成20年4月1日生まれの女性

キャッチアップ接種期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日まで ※今年度で終わりになります。

キャッチアップ接種期間に接種を3回終了する必要があります。接種をご希望の方は早めにご相談ください。 米子市や境港市など鳥取県西部でも同様の状況です。

【参考資料】

・厚労省HP:ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内〜


接種についてのご相談は、当クリニックまでご連絡ください

米子周辺の感染症の流行状況(新型コロナウイルスの小規模な流行・インフルエンザの発生など)

米子周辺の感染症の流行状況(2024年9月13日付)   ⇒ 鳥取県HP

1.新型コロナウイルス感染症は、定点当たり1週間に15人を超えていた時期から約7人程度まで減少しましたが、その後は下げ止まり、小規模な流行が続いています。米子市周辺の小学校や中学校では感染が広がり、学級閉鎖や学年閉鎖が実施されています。

2.少数ですがインフルエンザが発生しています(鳥取県の感染症流行情報では”散発”)。

3.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病は流行が続いています(警報発令中)。鳥取県全体で流行が続いています。

4.咽頭結膜熱(アデノウイルス感染症)は流行が続き、RSVは減少傾向です。

当クリニックでは、手足口病が多く見られ、溶連菌感染症やアデノウイルスも時々確認されています。新型コロナウイルスは、ご家族内での感染に伴って発生することが多いようです。

乳幼児や小学生で一時的に高熱が見られるものの、迅速検査では何も検出されないケースもあります。

また、高熱や倦怠感、嘔気・嘔吐、頭痛を訴え、熱中症が疑われるお子さんも見受けられます。まだ残暑が厳しい時期が続いていますので、環境の調整や水分補給、生活リズムの管理に十分な注意が必要です。保護者の皆様には、体調管理と感染が疑われる場合の早めの対応にご協力をお願い申し上げます。

当クリニックでは、感染症の早期発見と対処に努めており、必要に応じて迅速検査や血液検査を行っています。お子さんの体調に不安を感じた際は、いつでもご相談ください。また、予防のためには、手洗いやうがい、適切な換気など、基本的な感染対策を引き続き徹底することが重要です。

マイナンバーカードご利用についてのお願い

★受診される際にはマイナンバーカードのご利用をお願いします

 令和6年12月2日より新たな健康保険証は発行されなくなり、
マイナンバーカードを健康保険証として利用する仕組みに移行されます。
 マイナンバーカードをまだ取得されていない方は早めのお手続きをおすすめいたします。またマイナンバーカードを健康保険証として利用するには、利用登録のお手続きが必要となりますが、当院受付の顔認証付きカードリーダーからも登録は可能ですので、ご不明な点は受付スタッフまでお知らせください。

マイナンバーカードのご利用の際には、顔認証付きカードリーダーで受付を行っていただきますが、小さいお子さんの場合、時に顔認証が出来ないことがあります。このため来院前に暗証番号のご確認もお願いいたします。

121日までに発行されたお手持ちの健康保険証については、記載されている有効期限内であればご使用は可能です。

※ 詳細はこちらをご参照ください
厚労省マイナンバーカード保険証利用について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html

 

 

フルミスト点鼻液(経鼻インフルエンザワクチン)についてのご案内

 当クリニックでは、10月1日から新しいタイプのインフルエンザワクチン(フルミスト点鼻液;フルミスト®)の接種を開始いたします。フルミストとは、注射ではなく鼻に噴霧するタイプのワクチンです。痛みを感じることがなく、特に注射を怖がるお子さんには負担の少ない方法です。このワクチンは、インフルエンザウイルスを弱毒化した生ワクチンで、ウイルスの入り口である鼻の粘膜に直接免疫をつけることができます
 アメリカでは2003年から、ヨーロッパでは2011年から広く使われており、日本でも今シーズンから使用可能となりました。

フルミストのメリット
★ 痛みがない
注射を嫌がるお子さんも、安心して受けられます
★ 1回の接種で完了
従来の注射型ワクチンでは、13歳未満のお子さんは2回接種が必要ですが、フルミストは1回で済みます
★ 予防効果が長い
 効果はおよそ1シーズン続くとされています。鼻の粘膜に直接免疫をつけるため、従来の注射型ワクチンよりも高い予防効果が期待できるともいわれています

フルミストのデメリット
★ 風邪のような症状が出ることがあります
接種後1週間以内に、30〜40%の方に鼻水や咳などの風邪のような症状や発熱がみられることがありますが、1週間程度で治まります
★ 迅速検査で陽性反応が出ることがあります
生ワクチンのため、接種後2週間はインフルエンザの迅速検査で陽性になる可能性があります
★ 接種前後において、タミフルなどの抗インフルエンザ薬の使用を控えていただく必要があります
接種前48時間**~接種後2週間は、タミフルなどを服用するとフルミストの効果が減弱する可能性が指摘されています(** ゾフルーザの場合は17日との報告があります)

注意点
・鼻閉がある場合、効果が十分に発揮されない可能性があるため、症状が軽減してから接種することをお勧めします。
・ぜん息のコントロールが十分でないお子さんは接種をお控えください。また、アスピリンや免疫抑制剤を服用中のお子さんも接種をお控えください。
フルミストには卵成分が含まれているため重度の卵アレルギーがあるお子さんや、またゼラチンに対しアナフィラキシーなどの既往のあるお子さんは接種を避けてください。
接種後1~2週間は、乳児あるいは免疫不全の方や免疫抑制剤を使用している方との接触を避けて下さい。

その他
接種後に鼻漏やくしゃみが見られても再投与の必要はありません。ただし、接種時に強い抵抗があり十分に噴霧できなかった場合は、効果が期待できないことがあります(この場合も再投与の必要はありません)。
フルミストの接種を選択された場合は、注射型ワクチンの投与はできません。

【対象年齢】2才〜18才の方  ※当院をかかりつけ以外の方も可能です
【接種方法】鼻に専用のスプレー器具を使って噴霧します。鼻水が多い場合や泣いている場合は、事前に鼻水を除去し、またリラックスできるようにしておいてください。
接種の様子は、事前に動画サイトでもご覧いただけます(英語の動画ですが、接種の様子はわかりやすいです)。
(動画リンク:

https://www.youtube.com/watch?v=tw_qbYqx2jY&feature=player_detailpage#t=45s)

お子さんの鼻への接種に対する抵抗が強く、安全に接種ができないと医師が判断した場合には実施を見合わせることもあります。
事前に自宅で熱を測ってから来院してください。また、ワクチン接種後は30分程度クリニックで様子をみてから帰宅となります。
【接種費用】7.500円 です
【他のワクチンとの接種間隔について】
当院ではフルミスト接種前後は、1週間程度の間隔をあけるようにします。
また、他のワクチンとの同時接種は行いません。
【予約方法】
窓口または電話でのご予約をお願いします。
※ 在庫に限りがありなくなり次第終了しますので、早めのご予約をお勧めします。
(キャンセルされる場合は、なるべくお早めにお知らせください。)

【フルミスト予診票】

経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(フルミスト点鼻液)接種説明書・予診票

(説明文をお読みいただいた上で記入いただきますよう、宜しくお願いします)