鳥取県でインフルエンザの流行が始まりました

鳥取県では8月24日~30日の1週間に、インフルエンザの定点当たり患者数が1.90人となり、流行開始の目安である1人を超えました。9月2日に県から「流行シーズン入り」が発表されています。

西部地区でも定点当たり1.73人となっており、集団発生も報告されています。当クリニックでも、この1〜2週間で急激に増加しています。

まだ暑い日が続いていますので、インフルエンザには少し早いような感じもしますが、このまま増えていくのか、いったん落ち着くのかはまだ分かりませんので、しばらくは注意してみていきたいと思います。

インフルエンザの感染予防を徹底するとともに、早めのワクチン接種を考えましょう。

 

発熱したときは

インフルエンザでは、発熱、咳、鼻水、のどの痛み、頭痛、だるさなどがみられます。子どもでは必ずしも高熱になるとは限りません。

発熱して間もない時期には、インフルエンザであっても迅速検査が陰性になることがあります。熱が出たからといって、すぐに検査を受ける必要はありません。水分がとれていて、呼吸状態や顔色が悪くなく、比較的元気がある場合には、夜間に慌てて受診せず翌日まで様子をみてもよいことがあります。

呼吸が苦しそう、水分がとれない、ぐったりして反応が悪い、けいれんするなどの症状がある場合には、早めに受診してください。

今までのインフルエンザ流行の傾向

新型コロナの流行中は(※)、インフルエンザがほとんどみられない時期が続きました。その後はまた流行するようになりましたが、流行が始まる時期は年によってかなり違っています。

シーズン 鳥取県の流行開始
2021~22年 流行なし
2022~23年 2023年1月11日
2023~24年 前シーズンから流行が途切れず継続
2024~25年 2024年11月13日
2025~26年 2025年10月15日
2026~27年 2026年9月2日

2023年は少し特殊な年で、冬の流行が春から夏になっても完全には収まらず、夏にも患者さんがみられ、そのまま秋の流行につながりました。当時も当クリニックのホームページで、この時期のインフルエンザについてお知らせしています(⇒こちら)。
※新型コロナウイルスの流行時期について
  2020年1月から日本で流行が始まり、およそ3年間流行し、2023年5月にほぼ収束しました。

<関連情報>

2026年度インフルエンザ予防接種のご案内

2026-27シーズン フルミスト(鼻スプレー式インフルエンザワクチン)について

【子宮頸がんワクチン定期接種について】

子宮頸がん(HPV)ワクチンはヒトパピローマウイルスに対するワクチンで、子宮頸がんの予防に大きな効果があることがわかっています。

現在、高校1年生相当の女性の方は、R9年3月までに接種を3回終了するためには、1回目の接種をR8年9月までに開始する必要があります。

定期の接種年齢、接種回数などは当クリニックのHPの子宮頸がんワクチンのページをご参照下さい(→こちら)

 

★★ この機会にきょうだいの方の母子手帳も確認し、接種されていない予防接種があれば早めに接種しましょう!!

【参考資料】

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)HPVワクチン~


接種についてのご相談は、当クリニックまでご連絡ください

2026‑27シーズン フルミスト(鼻スプレー式インフルエンザワクチン)について

当クリニックでは 2026‑27 シーズンの フルミスト(鼻スプレー式ワクチン) の接種を実施します。
フルミストとは、注射ではなく鼻に噴霧するタイプのワクチンです。インフルエンザウイルスを弱毒化した生ワクチンで、ウイルスの入り口である鼻の粘膜に直接免疫をつけることができます。このため、従来の注射型ワクチンよりも高い予防効果が期待できるといわれています。日本では昨シーズンから使用可能となりました。

このワクチンは 痛みがなく、注射を嫌がるお子さんも安心して受けることができることに加え、接種したシーズンを通して効果が持続する という利点があります。


⚠️ インフルエンザ流行前の10月頃に接種されることをおすすめします。

①接種後2週間は、インフルエンザの迅速検査や核酸検査で陽性になる可能性があります。
②接種前48時間〜接種後2週間は、タミフルなどのインフルエンザに対するお薬を使用するとフルミストの効果が減弱するとされています。

予約方法

2026年9月1日(火)より、インターネットからご予約をお願い致します。
※ 在庫に限りがあり、なくなり次第終了となりますので、早めのご予約をお勧めします。
(キャンセルされる場合は、なるべくお早めにご連絡ください。)


注意点

  • 鼻閉がある場合、効果が十分に発揮されない可能性があるため、症状が軽減してから接種することをお勧めします。
  • ぜん息のコントロールが十分でないお子さんは接種をお控えください。また、アスピリンや免疫抑制剤を服用中のお子さんも接種をお控えください。
  • フルミストには卵成分が含まれているため重度の卵アレルギーがあるお子さんや、ゼラチンに対しアナフィラキシーなどの既往のあるお子さんは接種を避けてください。
  • 接種後1~2週間は、免疫不全の方や免疫抑制剤を使用している方との接触を避けて下さい。

その他

  • 接種後に鼻漏やくしゃみが見られても再投与の必要はありません。ただし、接種時に強い抵抗があり十分に噴霧できなかった場合は、効果が期待できないことがあります(この場合も再投与の必要はありません)。
  • フルミストの接種を選択された場合は、注射型ワクチンの投与はできません。

接種対象者、接種方法など

  • 対象年齢:2才〜18才の方(※当院かかりつけ以外の方も可能です)
  • 接種方法:鼻に専用のスプレー器具を使って噴霧します。鼻水が多い場合や泣いている場合は、事前に鼻水を除去し、またリラックスできるようにしておいてください。
    • 接種の様子は、下記の動画サイトでもご覧いただけます(英語ですが、視覚的にわかりやすい内容です)。
      ▶ 接種動画を見る(YouTube)
    • ※ お子さんの鼻への接種に対する抵抗が強く、安全に接種ができないと医師が判断した場合には実施を見合わせることがあります。
    • ※ ご来院前に自宅で検温をお願いします。接種後は15分程度院内で様子をみてからご帰宅となります。

接種費用:7,500円

他のワクチンとの接種間隔について

当院ではフルミスト接種前後に、1週間程度の間隔をあけるようにしています。また、他のワクチンとの同時接種は行いません。

フルミスト予診票

経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(フルミスト点鼻液)の接種説明書・予診票をご確認の上、ご記入ください。

⇒ 準備中

夏休みを利用して予防接種をうけましょう

予防接種は接種年齢や期限が決まっているため、忘れないよう接種をしていくことが重要です。接種状況を確認し、接種してないものがあれば夏休みを利用して接種するようにしましょう。

※10月からはインフルエンザの予防接種も開始しますので、インフルエンザワクチン接種が始まる前に、接種できるワクチンを済ませておきましょう。


【確認しておきたいワクチン】

・麻しん・風しんワクチン(MRワクチン) ▶ 令和9年度に小学校に入学 予定のお子さま(現在年長児のお子さま)
※おたふくかぜ2回目接種(有料)も、МR2期と同時に接種が受けられます。
・日本脳炎第2期 ▶ 9歳~13歳未満
・2種混合(DT:ジフテリア・破傷風)▶ 11歳〜13歳未満
※日本脳炎2期の接種対象年齢の方で、DTの接種対象年齢になっている方は、同時接種が可能です。
・子宮頚がんワクチン ▶ 小学校6年生〜高校1年生相当の女性
   

【子宮頸がんワクチン定期接種について】

子宮頸がん(HPV)ワクチンはヒトパピローマウイルスに対するワクチンで、子宮頸がんの予防に大きな効果があることがわかっています。

定期の接種年齢、接種回数などは当クリニックのHPの子宮頸がんワクチンのページをご参照下さい(→こちら)

★★ この機会にきょうだいの方の母子手帳も確認し、接種されていない予防接種があれば早めに接種しましょう!!


接種についてのご相談は、当クリニックまでご連絡ください

お盆休みのお知らせ

【当クリニックのお盆期間・前後の診療体制】

8月9日(日)休日

8月10日(月)通常通り

8月11日(火)休日(山の日)

8月12日(水)通常通り(午前診療のみ)

8月13日(木)休診

8月14日(金)休診

8月15日(土)休診

8月16日(日)休診

8月17日(月)通常通り


【お盆休み 中の小児科輪番医療機関】

※必ず受診前には、お電話でご確認ください

8月8日(土)山陰労災病院 17:00~22:00

8月9日(日)米子医療センター 8:30~17:00

8月10日(月)米子医療センター 17:30~22:00

8月11日(火)山陰労災病院 9:00~17:00

8月12日(水)米子医療センター 17:30~22:00

8月13日(木)山陰労災病院 18:00~22:00

8月14日(金)米子医療センター 17:30~22:00

8月15日(土)山陰労災病院 17:00~22:00

8月16日(日)米子医療センター 8:30~17:00

8月17 日(月)米子医療センター 17:30~22:00

※上記以外の時間帯は鳥取大学医学部附属病院または、下記急患診療所へ


西部医師会急患診療所

8月9日(日)・11日(月)・16日(日) 9:00~22:00

8月13日(木)~15日(土) 19:00~22:00

境港日曜休日応急診療所

8月9日(日)・11日(月)・16日 10:00~17:00


≪各医療機関の連絡先≫

米子医療センター      0859-33-7111

山陰労災病院      0859-33-8181

鳥取大学医学部附属病院 0859-38-6699

西部医師会急患診療所  0859-34-6253

境港日曜休日応急診療所 0859-44-4173

午前の診療予約が『順番予約』から『時間帯予約』へ変わります

令和8年6月1日(月)より、午前の診療予約につきましても、午後と同様に時間帯予約へ変更いたします。

当クリニックでは現在、午後の診療を時間帯予約としておりますが、お子さまとご家族の皆さまの利便性向上のため、午前の診療についても同様の予約方法へ変更することとなりました。

予約は30分ごとの時間帯を設定し、その時間帯の中で来院された順番に診察させていただきます。

なお、各時間帯には複数の患者さまのご予約をお受けしますので、時間帯の終了間際に受付された場合は、診察までの準備に時間を要することがあり、状況によっては次の時間帯の患者さまを先にご案内する場合があります。スムーズな診療のため、お早めのご来院にご協力をお願いいたします。

子どもの暑熱順化と熱中症予防 〜暑くなる前にできる準備〜

5月から梅雨明けにかけては、まだ体が暑さに慣れていないため、急に気温が上がった日に子どもが体調を崩しやすくなります。

暑さに少しずつ体を慣らすことを「暑熱順化」といいます。
涼しい時間帯の外遊び、室内での軽い運動、入浴など、日常生活の中で無理なく汗をかく機会を作ることが大切です。

今回、暑くなる前に家庭でできる準備を固定ページとしてまとめました。
詳しくは「子どもの暑熱順化と熱中症予防|暑くなる前にできる準備」をご覧ください。


熱中症の症状や対処法については、既存ページ「子どもの熱中症〜症状・予防・対処法〜」もあわせてご覧ください。

黄砂の健康への影響について

黄砂にかすむ山

春になって日本に黄砂が飛来しています。
米子市周辺でも黄砂の飛来がみられていますが、黄砂の微粒子は空気の質を低下させ、喘息やアレルギーをお持ちのお子さまには特に 影響が出やすい状況です。

・咳が増えた
・目がかゆい、充血している
・鼻水・くしゃみが止まらない

このような症状が見られる場合は、黄砂の影響も考えられます。黄砂がお子さまに与える影響や、日常でできる対策については下記のページをご参照ください。

▶ 子どもに対する黄砂の影響について(詳しくはこちら