肺の容積や、空気を出し入れする換気機能を調べる検査で多くの検査項目があります。息を十分に吸い込んでからできるだけ早く吐いて検査をしますが、息を吐くときに強く吐く必要があり、呼吸のコントロールが十分にできる通常7〜8歳以上のお子さんに行っています。
肺機能検査は肺の病気の診断、重症度などを調べるのに役立ち、お子さんの場合は主に気道の狭くなる病気、特に気管支ぜん息の診断や治療効果の判定に使用しています。
空気を胸いっぱいに吸い込んでそれを全て吐き出したとき、どれだけの量の空気を吐き出したかを調べます。
年齢や性別から算出された予測肺活量(基準値)に対しての、実測肺活量の比率を調べます。
胸いっぱいに息を吸い込み、一気に吐き出した空気の量を調べます。
努力性肺活量のうちの最初の1秒間に吐き出された空気の量を調べ、努力性肺活量に対する1秒量の比率を調べます。