小児科

レントゲン検査(X線検査)

 X線の力により、体を通してみる検査です。通常の現像方法では空気が黒、液体や骨は白く写ります。
 胸部では心臓や肺を観察します。心臓では大きさ、向き、血管の状態を、肺をみるときは、大きさ、肺炎や気胸などの合併、胸水の有無、その他胸郭の変形や背骨の変形などもみます。
 腹部では、胃や腸内の空気や水の状態、腸内の便の状態、胃や腸の外の水(腹水)の有無、肝臓や腎臓の状態などを観察します。